0-3.ダウンロードした中身(フォルダ構成)を確認しておこうか



ダウンロードした「fdblock_11.zip」を解凍すると、こんな構造になっています。
[FDBlock_11]
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  |---FDBApp.jar(プログラム本体)
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  |---([work])(プログラムが使う作業フォルダで、起動中のみ存在する)
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  |(以下は動作には必要ない)
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  |---index.htm(マニュアルのトップページ)
  |---[manual](マニュアルの部品)
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  |     |---[appletsample](Applet版のサンプル問題)
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  |---[save](セーブファイル用)
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  |     |---sample**.zip
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  |---[jar](プレイ専用ファイル用)
  |     |
  |     |---sample**.jar
  |
  |---[applet](Webページ出力用)

「FDBApp.jar」がプログラムなので、これだけあれば動きます。
「work」というフォルダは起動時に作られ、終了時に削除されます。

それ以外は、単なるマニュアルと便利用フォルダです。
サンプル問題が入っているので、とりあえず遊んでみるといいです。



要するに「FDBApp.jar」以外は好きにしていいってことね。
「FDBApp.jar」は、Windowsなら実行ファイルの「*.exe」と同じと考えていいわけだ。
そうですね。「save」と「jar」に作者製のサンプル問題が3個入っています。
「save」も「jar」もあれば便利だろうと付けたものですが、好きにしてください。
「applet」には変なよくわからないのが入ってるよ。
何だコリャ。
Applet版の動作に必要なファイルです。まあWebページ出力すれば自動で出力されますけど。
Webページ出力を使わず自分でApplet版をいじる人のためにあらかじめ出してあるだけです。
Applet版のサンプル問題はマニュアルの中に入ってるね。
深い所にあって参照しづらそうだなあ。
さて、このプログラムの動きを理解するには「work」という作業フォルダがキモです。
少し説明しておきます。
別に理解したくもないけど。

そうかもしれないけけどさぁぁ……、わたしも好きでしてるんじゃないんだよぅ。
協力してよぅ……。
あ! 泣かした!
ひどいヤツだ!
待て! ウソ泣きだ!
普段は素直で純情なふりしてて、たまにウソ泣きするんだ。
ばれてるならいいや……。
では、改めて作業フォルダ「work」について説明します。
やっぱりかよ。

「work」フォルダは起動すると作られ、パズルに必要なファイルが全て中に入れられます。
終了時には削除されるので、残っていたらプログラムが異常終了したということです。
おお! ほんとだ。
できたり、なくなったりする。
全体や各ステージの設定はテキストファイルとしてこの中に保存されます。
取り込んだ「ブロック配置」、「背景画像」、「効果音」もこの中にコピーされます。
なんでそんな面倒なことすんの?
普通にメモリ上に保持しとけばいいじゃん。
扱うファイルや情報が多くて大変だから、というのが第一の理由。
メモリ消費を抑えたいのが第二の理由。ほら、ステージの数だけ情報があるわけだから。
ふーん、なるほど。
それならわからなくもない。
ねえ、その「work」の中身はいじっていいの?
というか、もう、いじっちゃった。
あああ……わからないでいじっちゃ駄目。
わかる人は自己責任でいじってください。おかしくなっても知りませんが。
説明を読んだ後で中のファイルを見ると、何となく分からなくもないね。
どのくらいならいじってもOKなんだろ?
中身をコピーして取り出したり、ファイルをルール通りに書き換えたりは大丈夫です。
勝手に削除したら、ファイルによってはおかしくなるかも。
そう言われるとやりたくなるね。
えい!
あああ……駄目だって言ってるのに。
あ、それと、二重起動するとデータ管理が無茶苦茶になりますからやめてください。
どゆこと?

作業フォルダは一個なので、複数起動すると中身が共有されてしまいます。
それぞれが中のファイルを勝手に書き換えてしまうんです。
おお、ほんとだ。
変になってるねー。
やめてー。

そりゃあそうかあ。
なら「FDBApp.jar」を別のフォルダにコピーして別に起動すればOKではあるね。
うん。
それなら大丈夫。


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