パラメーターの指定
パラメーターは通常はシナリオファイルで指定していますのでHTML文書から指定する必要はありません。
条件をつけてシナリオを呼び出したい時に指定します。
この指定の仕方には2種類あります。
まず、下の例を見てください。
例
<form METHOD="post" ACTION="./StoryViewer.cgi">
<input TYPE="hidden" NAME="file" VALUE="./sample/sample_001.txt[1]-param[(yukari)=6;]">
<input TYPE="submit" VALUE="由香利ちゃんと夏の一日">
</form>
他の例とほとんど同じですが一つ違う所は
<input TYPE="hidden" NAME="file" VALUE="./sample/sample_001.txt[1]-param[(yukari)=6;]">
の
-param[ ]
の部分が加わった事です。
[ ]の中でパラメーターの設定を行っているのです。
サンプルシナリオでは変数yukariは4なのですが、この例では、これを6に設定してシナリオを呼び出しています。
ただしこの指定方法では、既にシナリオファイルの指定したセクションで変数を指定している場合、シナリオファイルの指定が優先されます。
シナリオファイルで指定されていない場合のみ有効です。
そこで、次の例を見てください。
例’
<form METHOD="post" ACTION="./StoryViewer.cgi">
<input TYPE="hidden" NAME="file" VALUE="./sample/sample_001.txt[1]-fparam[(yukari)=6;]">
<input TYPE="submit" VALUE="由香利ちゃんと夏の一日">
</form>
上の例とほとんど同じです。
一つ違う所は
<input TYPE="hidden" NAME="file" VALUE="./sample/sample_001.txt[1]-fparam[(yukari)=6;]">
の部分で
-param[ ]
ではなく
-fparam[ ]
となっている事です。
この例でも、変数yukariを6に設定してシナリオを呼び出しています。
しかしこの場合、シナリオファイルの指定したセクションでの指定を無視してHTML文書からの指定を優先して適応します。
(「fparam」の「f」は強制を意味します)
シナリオファイルでの指定の有無に関わらず有効です。
以上の2種類の方法がありますが、あえてHTML文書から指定するわけですから「fparam」を使うのが妥当です。
(実は「param」を使う方法は、実行ファイルがパラメーターを次に伝えるために使っている方法なのです)
HTML文書で指定の無い場合、当然シナリオファイルの指定したセクションでの指定が適応されます。
これでHTML文書からパラメーターの指定が出来ます(通常はシナリオファイルで行っています)。
[ ] の中はシナリオファイルで指定する場合の書式と同じです。
パラメーター及びその設定・変更に付いてはシナリオファイルの書式を参考にして下さい。