起動するには


面倒だし、さっさと解説しちゃいましょう。
うん。
このソフトはJavaで作ってあるので起動が少々特殊です。
プログラムファイルは全OS共通で「SLPlayer.jar」です。
ふーん、拡張子が「*.exe」じゃないのね。
ところでJavaって何?
プログラミング言語“みたいなもの”だって。
Sun Microsystems社が作ったJavaという規格の中にJava言語がある、と。
訳わからないね。そんなマニアな知識はいらない。
要はソフトが動けばいいんでしょ。
まあ……そうだね。
まずはJava実行環境(http://java.com/ja/)を入れます。
これは一般にJavaのプログラムを動かす時に必要なことです。
一度入れておけば他のJavaプログラムも同様に動くわけね。
このリンク先から自動でインストールできるのか……思ったより簡単。
うん。ただしMacではあらかじめJava実行環境が入っているようです。
その環境は、Java製作元のSunではなくAppleが自分で用意したものみたい。
へええ。
OSが違うといろいろあるんだね。
さて、次に実際に起動。
Windowsの場合:
「SLPlayer.jar」をダブルクリックすれば起動します。
それだけ?……あ、本当だ。起動した。
なんだ、普通のアプリケーションと変わんないじゃん。
Macの場合:
「SLPlayer.jar」をダブルクリックすれば起動するはずです。
「はずです」って……何てなおざりな。
ちゃんと確認しなさいよ。
作者の所には確認用のMac環境がないそうです。
前バージョンでのユーザーさんの報告からすれば動くはずだと。
ふーん。
前はMac用に「SLPlayerLimited.jar」とかいう機能制限版が付いてたっけ。
そう。前はMacで「SLPlayer.jar」が動かないとのことで仕方なく付けてた。
今回は「SLPlayer.jar」自身を嫌々ながら機能制限して全OS共通にした。
前の「SLPlayerLimited.jar」が動けば今の「SLPlayer.jar」も動くはず、と。
そうか、嫌々ながら機能制限したのか。笑っちゃう。
ファイル選択ダイアログのフィルター機能を削除したんだけどね。
ほんの少し不便になるけど、全体の機能としては問題ないよ。
Macでは使えない機能があるから、全体を落として合わせたんだ。
涙ぐましいことで。じゃ、さっさと次いきましょ。
その他のOSの場合:
「SLPlayer.jar」のダブルクリックで動くかも。
もしくは右クリックでJavaの実行メニューが出るかも。
かもばっかりだね。
まあ、作者のところに確認できる環境がないから仕方ないのか。
それで駄目なら、確実な方法。
コマンドラインから「SLPlayer.jar」のあるフォルダに移動します。
そして下の様に入力してEnterを押します。
 java -jar SLPlayer.jar
う……面倒。
でも、Linuxとか使ってる人はそのくらいできるか。
いろんなOSの上で同じように動くのがJavaの利点だからね。
プラットフォームに依存しない、って言うらしいよ。
へえ、まあ確かに便利だね。
で、終了する時は?
終了は普通に、上のバーのバッテン印やメニューからしてください。
セーブ・ロードも普通のソフトと同じです。
ふーん、特殊っていうけど、そんな特殊でもないじゃん。
普通に使えるね。ほとんどの人はWindowsなんだし。
なお、セーブファイルはNayuta様作成の「PencilBox」と共通で使えます。
「PencilBox」は各種のパズルに対応したとても便利なソフトです。
見た目もかなり似てるよね。
機能的には少し違うけど。
同じJavaで作ってあるからね。
ビジュアルやメニュー構成も共通にさせてもらったそうです。
それって真似したってこと?
盗作にならないの? 著作権は?
お互いフリーウェアだから……どうなんだろう。
プログラムのソースは完全に自前で、機能の方向性も違う。
確かに、こっちは解析メインで「PencilBox」は編集メインではあるけど。
Nayutaって人には連絡したの?
後で連絡したそうです。
最初メールアドレスが分からなくて、事後報告になってしまったと。
ふーん。
フリーウェアはお金がからまないから、おおらかなのかな。
もし作者が逆の立場なら、利用していただいて光栄です、らしいけど。
皆がそうだとは思わないけどね……いいや、私の問題じゃないし。
ところでセーブファイルはテキストファイルなのね。
そう。
だから拡張子は「*.txt」です。
でも中身はいじらないでください。開けなくなります。
そうか。
あ、話題変わるけど「SLPlayer.jar」って2個あるよ。
appletフォルダの中にも入ってる。これ何?
全く同じものです。同様に起動できます。
appletフォルダの中のは、アプレット動作用にコピーを置いてあるだけです。
えーと……
「Webページ出力」のところで説明するので今は気にしないでください。
名前も中身も全く同じものですから。
うん。じゃあ、そうしよう。
フォルダの話が出たので、ついでに説明しておきます。
appletフォルダは「Webページ出力」の出力先です。
ブラウザ上で遊べるようにできるのですが……後で説明します。
分かった。
sampleフォルダにはサンプル問題のセーブデータが入っています。
manualフォルダには解説用のファイルがまとめて格納してあります。
サンプル問題で遊びたければsampleフォルダの中のを開けばいいんだね。
manualフォルダはいじらない、と。
こんなとこでいいかな。
いいんじゃない。次行こうか。
うん。次は基本的な使い方です。

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