由香利と友子のご挨拶


ええと……多分はじめましてですね。
案内役をおおせつかりました広瀬由香利です。
同じく案内役を押し付けられた岡田友子です。
まったく面倒だったら。何で私がこんなこと。
まあまあ。
私達は同じ作者が作った小ゲーム「由香利ちゃんと夏の一日」に出ています。
機会があったらしてみてください。
しなくていいよ、あんなの。
商店街で福引するだけじゃん。
あれはあれで楽しかったけどね。
まあ関係ない話は置いといて、会話形式で分かりやすく解説していこうと思います。
確かに無味乾燥な説明より分かりやすいかもね。
この「SlitherLinkPlayer」ってソフトは分かりにくいところがあるようだし。
そうだね。
まず、このソフトは「スリザーリンク」というパズルの編集・解答支援ソフトです。
パズル通信「ニコリ」から生まれた数理パズルだね。
他のパズル雑誌では別の名前で呼ばれてる。「ループコースパズル」とか。
パズルの名前については大人の事情があるから仕方ないよ。
中身は同じだからご安心を。
名前といえば「SlitherLinkPlayer」って名前は安易過ぎるでしょ。
作者には言葉のセンスがない。
容赦ないなあ……その通りだとは思うけど。
ともかく「スリザーリンク」は魅力的なパズルです。
「ニコリ」も魅力的なパズル雑誌です。おすすめです。
あまり本屋においてないけどね。直扱いだから。
ま、ネット注文や定期購読もあるし……って私が宣伝する必要ないじゃん。
まあまあ。
作者も問題を投稿してて、ぼちぼち掲載されているようです。
ああ、読者の投稿で成り立ってるんだよね。
ユニークなパズル雑誌ではある。
というわけで「SlitherLinkPlayer」は「スリザーリンク」を扱うソフトです。
自分で問題作成してもいいし、市販の問題を入力して遊んでもいい。
解析ができるから、プログラムに問題を解かせることもできます。
懸賞問題を解かせると楽だよね。
そういうズルはしちゃいけないよ。
解く楽しみがないじゃない。
そりゃそうだけど。
大きな問題だと入力するのがかえって手間だね。
そうだね。スーパージャイアントな問題は入力に何十分もかかって……
苦労して入力したのに10秒足らずで解析終了したのは虚しかった、と作者が。
わはははは。確かにねー。
でも解析はちゃんとできたんだ。それは良かったじゃない。
うん、作ったプログラムの性能には満足したみたい。
でもプログラムで呆気なく解けちゃうのがすごく虚しかったって。
矛盾してるなあ。自分で作っておいて。
ふふふ、そうだねー。
さて、だべってても仕方ないから、さっさと解説を始めますか。
うん、そうしよう。
最初は起動する方法を説明します。

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